『弘前と函館 友好の酒「巴桜」24日発売 - 東奥日報社』



 北海道函館市と青森県弘前市の友好の酒として昨年誕生した日本酒「巴桜」の製造に携わる函館の酒米生産者と弘前の酒造会社社長らが14日、函館市役所を訪れ、工藤寿樹市長に今年は4月24日から販売が始まることをPRした。(北海道新聞社提供)


 巴桜は、函館市の農家立蔵義春さん(62)が栽培した酒米「吟風(ぎんぷう)」を使い、弘前市の六花酒造が製造した。函館市役所には、立蔵さんや、六花酒造の北村裕志社長(69)、弘前城ミス桜グランプリの米谷萌美さん(24)、弘前市職員らが訪れ、工藤市長と懇談。工藤市長と弘前市職員は、巴桜を両市の「ふるさと納税」の返礼品に組み入れたことを報告し合った。

 懇談後、立蔵さんは「去年夏の台風の影響を心配したが、いいコメができた」。

 北村社長や同行した製造担当者は「コメのうま味を引き出せた。冷やして飲んでほしい」と話した。

 純米大吟醸酒1本(720ミリリットル入り)が税別で3千円。函館、弘前市内の専門店や百貨店などで計約1400本が販売される。

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